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スワッグテントから太陽系をきれいに見ることができます。大都会では見ることのできない天体をご覧ください。

ノーザンテリトリーは、夜空がきれいに見える、オーストラリアでも有数の場所です。142万km以上の広大な土地で、空を見上げるのに十分な広さがあります。

主要都市の外では、人工的な明かりがあまりないので、ノーザンテリトリーの魅力的な空を、そのまま楽しむことができます。

ノーザンテリトリーに数多くあるキャンプグランドから1つを選んで、都会の喧騒と明かりを遮断し、天体観察だけをじっくり楽しむことができます。

望遠鏡なんて必要ありません。

アリススプリングスで星空を眺める

アリススプリングスから南へわずか15分の場所に、アース・サンクチュアリー・ワールド・ネイチャーセンター(Earth Sanctuary World Nature Centre)があります。ここでは、生態学、文化、天文学に焦点を合わせ、砂漠に生息する素晴らしい生命と空について、新たな視点を提供しています。夜空だけでなく、野生生物への影響、環境、現地の先住民による創造神話についても学ぶことができます。

スターガイドが、以下のさまざまな体験をご案内します。

  • 公開かプライベートの夜空の天文学セッション。遠距離望遠鏡とレーザーポインターを使用するので、見逃すことはありません
  • 夕暮れから夜明けまでのツアー。スワッグテントで一夜を明かし、空の移り変わりを眺めます
  • 月明かりで夜を描く(Paint the night by moonlight)アートワークショップセッション。満月と半月の夜に開催し、絵画の個別指導と宿泊オプションが付いています。
  • ダーク・スカイ・スペシャル・ナイト(Dark sky specialty nights)。ネイチャーセンターからよく見える特別な天体現象に合わせて開催します
  • 文化と天文学が融合したディナーショー

上記の体験は、受賞歴があり、人気があるため、事前のご予約をおすすめします。

ウルルの星の下で

アリススプリングスが星を見るのに最適な場所だとすれば、ウルルがあるリゾートタウンのユララは、もっと素晴らしい所です。タウンシップからの明かりがほとんど漏れてこないため、夜空が目の前できらきらと輝きます。

アウトバック・スカイ・ジャーニー・アストロ・ツアーズ(Outback Sky Journeys Astro Tours)は、ユララのタウン・スクエアを出発する2つのツアーを運行しています。アストロ・ツアー(Astro Tour)は、日没から2時間後に出発し、望遠鏡、双眼鏡、iPadを持ち、天文学者のガイドに従って空に関するあらゆることを学びます。

ファミリー・アストロ・ツアー(Family Astro Tour)は、どんな年齢の方にもおすすめです。日没から40分後に出発するので、小さなお子様でも、夜が遅くなることはありません。もちろんこのツアーでも、アストロ・ツアーの素晴らしい眺めと、専門家による解説をお楽しみいただけます。

テナント・クリークにきらめく星空

テナント・クリークは、ノーザンテリトリーで最も人里離れた所にある主要な町で、天体観測をする人が楽しむ場所です。見晴らしの良い場所がたくさんあり、日が暮れてから、空を眺めることができます。

中でも最高のスポットとして挙げられるのが、バッテリーヒルにあるビルアレン展望台(Bill Allen Lookout)です。この展望台から、町とその向こうの景色を360度見渡すことができるため、気持ちよく、空を見上げるのに適しています。

Tingkkarli/メアリー・アン湖も、夕暮れを眺めるのに最適な場所です。バーベキューの後、星空の下でくつろぐことができます。

キャサリンのアウトバック天文学

キャサリンも、テナント・クリークと同様に、星空を眺めるには素晴らしい町です。人里離れた小さな町は、人工的な明かりが限られていて、天空を一望できる場所がたくさんあります。

ナビリル・ドリーミング・サンセット・ディナー・ツアー(Nabilil Dreaming Sunset Dinner Tour)は、キャサリン渓谷で実施し、参加者は、3品コースのキャンドルライト・ディナーを、夕日を眺めながら楽しむことができます。日が沈んだら、静かで落ち着いた渓谷に漂う、夜の雰囲気をお楽しみください。

ディナー・ツアーからの帰り道では、ゴージ・ロード(Gorge Road)を町に向かって戻り、キャサリン川のほとりで、静かな場所を見つけましょう。だんだん暗くなっていく空に目が慣れると、星が浮かんで見えてきます。このエリアには、ピクニック用のテーブルと、バーベキュー用のエリアが点在しているため、夜を過ごすのに最適です。

ダーウィンで空を眺める

ダーウィンのような大都市では、星空を眺めるのは難しいと思うかもしれませんが、市内にも郊外にも、見晴らしの良いスポットがたくさんあります。

イースト・ポイント保護区では、都心からわずか数kmのところで、素晴らしい空の景色を楽しめます。保護区の西側にあるダドリー・ポイント展望台(Dudley Point Lookout)など、ピクニックテーブルを使うか、芝生か砂の上に腰を下ろして、周りの様子を眺めることができるスポットがたくさんあります。保護区の最北端は、午後11時に閉まり、門を施錠しますので、必ず、それよりずっと前に、荷物をまとめて、動けるようにしてください。公園でのキャンピングは禁止です。

ジェーボイス・パーク(Jervois Park)は、デッキチェア・シネマ(Deckchair Cinema)に隣接し、ゴイダー・パーク(Goyder Park)は、クルーズ船ターミナルに隣接し、どちらも、ダーウィン市内の素晴らしいスポットで、海と、素晴らしい夕日と夜空を眺められます。芝生のエリアと岩壁があり、快適に過ごせるほか、歩いてすぐのところにあるダーウィン・ウォーターフロント(Darwin Waterfront)で、ディナーを楽しめます。

カレンベイ海岸(Cullen Bay Beach)、カジュアライナ海岸(Casuarina Beach)、ナイトクリフ・フォアショア(Nightcliff Foreshore)、イースト・アーム(East Arm、ボート乗り場付近)、その他郊外エリアも、都市から車で移動できる距離で、明かりがあまりなく、空がよく見える素晴らしい場所です。

都市の明かりから離れるには、ダーウィン・ハーバー・サンセットクルーズ(Darwin Harbour Sunset Cruise)も良いでしょう。日が沈むと、あっという間に空が暗くなり、乾いた土地には、星明かりが降り注ぎます。カレンベイ・マリーナ(Cullen Bay Marina)か、ストークスヒル・ワーフ(Stokes Hill Wharf)の降車地点では、静かな場所を見つけて、空を見上げることができます。

サンセットクルーズがお好きでない場合は、マンジュラとワゲイト・ビーチ(Wagait Beach)に向かう、SeaLinkのフェリーに乗り、桟橋かビーチから空を眺めるのもおすすめです。ビーチからも、フェリーの屋上のオープンエア席からも、都市と空の素晴らしい眺めを楽しめます。フェリーは、午前6時30分から午後11時まで運航し、金曜、土曜、祝日には、深夜便もあります。